• 17世紀初期にヨーロッパからアメリカに移住した人々が自国のコントラダンスやカドリールを変化させてスクエアダンスを作り上げたのが元祖と言われています。戦後約10年の間に古い伝統的なスクエアダンスから現在踊られている意外性と都会的センスを加味したモダン・スクエアダンスに改良されて来ました。
  • 第二次大戦後の連合軍占領下時代に、一般国民の意識改革と親米を図るためにGHQに設けられた民間情報教育局(CIE)の教官として、1946年6月長崎に赴任したウィンフィールド・ニブロ氏が主導し日本統治戦略の一手段として普及に努めた。長崎県佐世保市のハウステンボスにはニブロの記念碑があり、「ウィンフィールド・P・ニブロ記念/佐世保ハウステンボス・フォークダンスフェスティバル」が開催されたこともある。
  • 日本の各地にクラブがありスクウェアダンスが踊られている。そのうちメインストリームプログラムを中心して踊っているクラブが集まり、各都道府県別に連絡協議会を設けパーティーの日程調整や相互交流を図っている。さらにスクウェアダンスの普及振興を目的として日本スクエアダンス協会(通称:S協)があり、社団法人日本フォークダンス連盟 と連携し活動している。
  • 日本ではコーラー、ダンサーの服装は基本的にウェスタンとなる。男性は切り返しの付いたウェスタンシャツに金属の襟飾りやスカーフを使用し、女性はパニエとパラシュートスカートが多い。チャレンジプログラムのパーティーでは服装を自由としているものが多い。

2013年(平成23年)北海道統括支部ニュースにニブロ氏の活動が掲載された。